軟弱地盤
沖縄県名護市辺野古移設に伴う新基地建設に関し、大規模な改良工事を要する軟弱地盤が大浦湾一帯に存在する問題で、最も厚い軟弱な層は水深約90メートルにまで達している事が分かったそうです。これまで最も厚い軟弱層の深さは水深約70メートルとされていましたが、追加で調査したところ、さらに20メートル深い層が見つかったとの事。有識者は政府が計画する地盤改良工事について「水深90メートルまでの地盤改良工事は知る限り例がない。国内にある作業船では難しいのではないか」と指摘している様です。
仮に水深約90メートルまで軟弱層が達していながらも水深70メートルまでの改良工事で済ませた場合について有識者は「改良深度が20メートルほど足りない分、未改良の軟弱地盤が下層に残り、長期間にわたる地盤沈下が発生するだろう」と予測している様です。
人知の限界もあり、辺野古埋め立て工事も難航する様相を呈してきました。
2019年02月07日 10:37