どうなる!?リニア新幹線!!
中央リニア新幹線プロジェクトが困難に直面しています。トンネル掘削によって大量に噴出する大井川水源の水を、どのように処理するのかという問題です。
先の山梨県知事選で当選した長崎新知事が、甲府に建設が予定されているリニア駅の周辺整備計画を白紙撤回することを示唆しています。また、長野県でも阿部知事がリニア建設によって排出される残土処理で、環境に配慮することをJR東海に要請しています。
またリニアが通るだけで駅が設置されない静岡県では中央アルプス・南アルプスにトンネルを貫くための大工事の箇所です。単純に山を掘削するだけでも大変な作業ですが、南アルプスの地下には大井川の水脈があります。この水脈を巡って、静岡県とJR東海が対立しています。
静岡県とJR東海の意見対立は、平行線をたどった為、静岡県の川勝知事はリニアのトンネル掘削工事を許可していません。
早期の開業を目指していたJR東海にとっては、クリアしなければならない課題が増え、そのために開業年がさらに遅れる可能性も否定できなくなりました。
どうなる!?リニア新幹線!!