香港で人口島建設
世界で最高水準の不動産市場として知られる香港では、住宅不足の問題が差し迫っていて、解決策として特別行政区政府が提案しているのが香港最大の島、ランタオ島周辺の1000ヘクタールを埋め立てる計画だそうです。当局によると、2032年に人工島への移住を可能にすることを念頭に、2025年から埋め立てを開始する計画です。
この人工島の建設は香港史上最高額のインフラ事業となり、建設費は香港空港の4倍に上る見込みで、面積は米ニューヨークのセントラルパークの約3倍となります。最大26万軒の共同住宅が建設され、うち70%以上が公営住宅となる予定だそうです。
ランタオ島では昨年、マカオから中国本土を結ぶ世界最長とされる海上橋が開通したばかりですが、またまた大規模事業となります。
埋め立て用の骨材の需要増加でクラッシャーやスクリーンの需要が高まりそうです。
2019年03月23日 08:06