日本最大メガソーラー
場所は長崎県・五島列島の宇久島で面積約2500万平方メートルに約2000人が暮らす農業と漁業半々の島ですが、メガソーラー事業用地として借り上げるのが約630万平方メートルなので、島の4分の1が太陽光パネルで覆われる事になります。
しかも畜産業に影響が出ないようにと、パネルの下でも営農が行なわれ、牛が放牧出来る様にパイプなどで枠組みを組んで太陽光パネルを高い位置に設置する計画です。
営農型メガソーラーと呼ぶそうですが、その分、費用も嵩み、2000億円の試算となり、年間発電量は51.5万MWhで、一般家庭17万3000世帯分の年間発電量に相当し、玄海原発1号機とほぼ同じ発電量になる予定です。
近年、電力買取価格も40円、36円、32円と下がってきており、2018年度の価格は18円になっています。背景にあるのは国民が負担する再生エネルギー賦課金の増大で、既に太陽光に恵まれている九州は、メガソーラー事業が活発で、2018年3月末で800万kWに達しています。
今後のエネルギー政策、吉と出ますか?凶と出ますか?
2019年06月26日 21:46