新東名高速
遅れの要因として、計画の初期段階から用地取得の難航している部分のあった伊勢原大山IC~秦野IC(約13km)間で、用地内に埋蔵文化財調査の必要な土地(東京ドーム約5個分)があり、これを調査する中で新たに旧石器時代の遺跡が発見されるなどして、道路工事が遅延している様です。予定よりおよそ1年の遅れの2021年度開通予定です。
また、秦野IC~御殿場IC(約26km)は、法面崩落によって、橋梁敷設のための工事車両進入路のルートを変更して、さらにその構造も見直し、転石防止策をすることなど整備が難航している様です。さらに、地質調査によって断層破砕帯が想定よりも広範囲に広がっていることが判明し、橋梁の構造形式から変更することになり、開通予定は当初より3年ほど遅れの2023年になる様です。
何事も計画通り行うのは難しい事ですね。
2019年09月01日 07:00