製鉄所、高炉停止
日本製鉄は先週、4月中旬から国内の東日本製鉄所鹿島地区の「第1高炉」と、関西製鉄所和歌山地区の「第1高炉」を順次稼働を止めると先週発表しました。
国内の各事業所で従業員を一時的に休職させる「一時帰休」を約3万人の従業員を対象に同時期より実施するとの事。
名古屋製鉄所では厚板ラインを2023年3月までに、大分製鉄所光のチタン溶接管製造ラインを2021年9月末をめどに、それぞれ休止する方向です。
また、JFEスチールは、東日本製鉄所・京浜地区の高炉1基を休止すると発表しました。同地区の約1200名の従業員については、配置転換などにより雇用を維持するとの事です。
「米中貿易摩擦による鉄鋼需要の低迷」や、「原料価格・資材費・物流費の上昇」に「新型コロナ騒動」のトリプルパンチで鉄鋼製品の需要は急減して事業環境が悪化している様です。
今後、日本経済はどうなってしまうのでしょうか?心配になってきますね。
2020年04月17日 10:30