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リニア中央新幹線、残土問題

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静岡県側の工事の遅れによってリニアの完成時期が先延ばしになるといった報道もありますが、長野県側でも工事は遅れている様です。
近年、頻発している豪雨の影響もあり平地が少ない山間部をトンネルと橋梁で結ぶリニアの工事による残土の仮置き場(本処分場が、今だ決まらない為)での残土流失や、山間部での工事の為の接続道路の崩壊などで、工事現場そのものへのアクセスが出来なくなり、接続道路の復旧作業が必要になったりしています。
また、リニアルート上近くの相模原市津久井地区では不可思議な牧場計画も浮上しています。山間部である津久井の谷間に東京ドームと同等の100万㎥の残土を80mの高さに埋め立て「津久井農場」を作るというものです。しかも、農場主は1990年代に土地を購入していた湘南地区在住の方で片道1~2時間も掛け牧場に通う計画です。
残土もリニア工事で排出されるものではないかと疑問もあり、牧場造成に名を借りたリニア残土捨て場であるとの見方もあります。
北海道新幹線の札幌延伸工事での残土処分問題しかり、今だ解決されていないトンネル掘削工事での残土処分問題未解決で2027年の開業は遠のく見込みですね。
 
2020年08月11日 09:15

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