東アジア地域包括的経済連携(RCEP、アールセップ)成立
2011年にASEANの提唱により始まり、約10年の時を経て世界の人口の約半分である34億人、世界のGDPの3割にあたる20兆ドル、世界の貿易総額の約3割に当たる10兆ドルを占める広域経済圏が実現することになりました。
東南アジア諸国連合(ASEAN)を中心にした国家群(インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミヤンマー、ラオス、カンボジア、日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの16カ国)が参加する広域的な自由貿易協定で別名メガFTAとも呼ばれます。
物品貿易、原産地規則、税関手続・貿易円滑化、衛生植物検疫措置、任意規格・強制規格・適合性評価手続、貿易救済、サービス貿易、金融サービス、電気通信サービス、人の移動、投資、競争、知的財産、電子商取引、経済技術協力、中小企業、政府調達、紛争解決等の多岐に渡り経済連携される事になり、今後のRCEP市場での拡大が楽しみとなります。
2020年11月15日 19:02