どうなる?バイオマス発電!!

2023年8月には負債総額約65億で木質バイオマス発電所に燃料の木材チップを供給する長野の征矢野建材、2024年10月には負債総額約40億で北海道バイオマスエネルギーが、2024年12月には負債総額約535億で静岡の鈴川エネルギーセンターが、2025年2月には負債総額約72億で和歌山の新宮フォレストエナジー関係3社が、同2月に負債総額約25億で山形の山形バイオマスエネルギーがそれぞれ倒産に追い込まれました。
固定価格買取制度(FIT)と、売電の際に国が一定の補助を上乗せする「FIP」のいずれかで国の認定を受け、稼働している木質バイオマス発電所は24年3月時点では全国で244ヶ所。2015年比で11倍に増え、木質バイオマス発電所は全国で急増しています。
発電所の増加は良いですが、昨今の輸入木質ペレットの燃料調達コストの上昇や未利用材の取り合いで採算が合わず運営が難しくなって来ている状況です。
2025年02月27日 18:42